事業内容


弊社では、建築廃材として使われなくなった廃木材等を再利用して、バイオマス燃料の“木質燃料ペレット”を製造しています。

木質燃料ペレットとは、廃木材を粉砕・圧縮し直径8mm程度に押し固めた固形燃料です。(右写真)

製造した木質燃料ペレットは沖縄県内の火力発電所へ出荷し、石炭と混合燃焼されます。


バイオマスとは

生物資源(bio)の量(mass)を表す概念で、一般的には “再生可能な生物由来の有機性資源で、化石資源(石油・石炭など)をのぞいたもの” をバイオマスと呼び、 その中でも弊社が扱っているものは“木質バイオマス”になります。

木質燃料ペレットの需要について


沖縄県の建築系発生木材(建築廃材)の再利用率はほぼ0%で、そのほとんどが利用されずに焼却処分されているという現状があります。

今のまま焼却処分していてはただの“ゴミ”ですが、再利用すれば“資源”になります。 そこでその廃木材を再利用し、新しいエネルギーにしようと考え出されたのが“木質燃料ペレット”です。 また、木材を再資源化することで“カーボンニュートラル”により二酸化炭素排出量を抑えることにも繋がります。

弊社では年間2万トンの木質燃料ペレット製造を目標とし、県内の建築廃材等の処理を年間4万トン受け入れる予定です。

カーボンニュートラルとは

木は成長の過程で二酸化炭素を吸収し酸素を生成します。

木質燃料ペレットは、もともと木・植物が原料ですので、これらをエネルギーとして燃やし二酸化炭素が発生しても、全体的に見ると大気中の二酸化炭素の量は増えていないことになります。このことを“カーボンニュートラル”といいます。

これを利用し、石炭の代替燃料とすることでCO2削減に繋がると考えられます。


木質ペレット製品化までの流れ
木質ペレット製品化までの流れ